実際にあった中小企業のセキュリティ事故3選とその教訓

実際にあった中小企業のセキュリティ事故3選とその教訓

こんにちは、Seculeafです。

「セキュリティ事故って、大企業だけの話でしょ?」
そう思っていませんか?

実は、中小企業も狙われていて、実際に被害が出ています。

この記事では、実際に報告された中小企業のセキュリティ被害と、そこから得られる教訓を3つご紹介します。

🟥 1. ランサムウェアによるファイル暗号化と身代金要求

🧭 実際の事例

日本国内の中小企業で、パソコンがウイルスに感染し、社内のファイルがすべて暗号化。復元にはビットコインでの身代金を要求された事例があります。

💥 被害内容

  • 社内共有フォルダのデータがすべて見られなくなった
  • 業務が1週間以上ストップ
  • 修復費用や対応時間で数百万円規模の損害

✅ 教訓

  • 定期的なバックアップの重要性
  • ウイルス対策ソフトの常時更新・ライセンス切れ注意

🟩 2. ECサイトの不正改ざんとクレジットカード情報流出

🧭 実際の事例

ある中小規模のネットショップが、攻撃者により改ざんされ、入力フォームに不正なスクリプトが埋め込まれていました。
その結果、カード情報が外部に送信される被害が発生。

💥 被害内容

  • 顧客からのクレームと信頼失墜
  • サイトの一時停止と再構築
  • カード会社・関係機関との対応コスト

✅ 教訓

  • WordPressやプラグインの更新は月1以上で確認
  • Webサイト改ざんを検知する診断サービスが有効

🟨 3. マルウェア感染による資金流出(海外事例)

🧭 実際の事例

米国カリフォルニア州の中小決済サービス企業で、PCがトロイ型マルウェアに感染。そこから口座情報が盗まれ、150万ドル(約2億円)以上の資金が引き出されました。

💥 被害内容

  • 被害額:2億円超
  • 廃業、全社員解雇
  • 顧客・パートナーからの信頼崩壊

✅ 教訓

  • 資金を扱う業務には2段階承認の仕組みを導入
  • ログ監視・アクセス制御を社外に任せず把握

🟦 共通する教訓と最低限の対策

リスク最低限の対策
データ消失・暗号化バックアップ体制+ウイルス対策ソフトの導入
サイト改ざん・情報流出WordPress・プラグインの定期更新+簡易診断
マルウェア感染信頼できる端末管理+資金操作の承認フロー整備
信用低下・業務停止専門家に相談できる体制を日頃から持っておく

✅ まとめ:事故は他人事ではない時代に

  • 中小企業も攻撃対象になる時代です
  • 被害は金額だけでなく、信用・時間・組織の信頼性にも及びます
  • 「うちは大丈夫」より、「まず備える」がいま必要です

🟩 Seculeafでは、現実的な対策をサポートします

Seculeafでは、こうしたリスクを最小限に抑えるために、

  • 月次のセキュリティ診断
  • Webサイトの簡易チェック
  • LINEでの気軽な相談

など、無理なく始められる支援をご用意しています。

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